SSブログ

親子遠足 内容に不満が出ないものは?

親子遠足と呼ばれるイベントが春の幼稚園、保育園では行われます。

内容は施設にバスで言ったり、離れた公園でピクニック的に過ごしたり、遊んだりして過ごすというのが多いですね。

園児にとって親子遠足は普段と違った場所で遊んだりできるので楽しいイベントなのですが、同伴の親にとっては賛否両論です。

illust2980.png

と言うよりも内容によってそれをよしとする人と、そうではない人の意見が大きく分かれます。

親の考え方や親子関係はそれぞれの家庭で微妙に異なったりしますから、皆が満足できる遠足を計画するのは大変なことだし、ほぼ不可能だと思います。

今回は親子遠足の内容とそれについての賛否を考えたいと思います。

親子遠足の時期



幼稚園、保育園で親子遠足に行くのは春先です。

秋には園児と先生だけでの遠足に行くところが多いです。

◆なぜ春は親子遠足なのか

ではなぜ春の遠足は親も参加するのでしょうか?

これは園の側の考慮で、無意味に親子遠足を行うのではないのです。

その理由は

・親同士の顔合わせの場
・園の先生と親とのその年度初の親睦の場
・園児の交友関係を親が見る機会
・親子関係がだいたいみられる

などです。

例えば、目的地までバスで行く場合は、バスの中で親同士が自己紹介しあう時間を取ったり、簡単なゲームも行われています。

入園して間も無い園児の親で周りとの交友関係もあまり出来上がっていない場合はありがたい場です。

そうして、園児、親共にその幼稚園、保育園に馴染んでもらおうとする狙い?があります。

この親子遠足は園によってスタイルがいくつかあります。

親子遠足の内容は園によってざまざま



親子遠足と言っても幼稚園、保育園によって内容は様々ですが、おおよそ3種類に分けられます。

①バスで遊園地などのテーマパークに行き、現地で自由行動
②バスで水族館、動物園、科学館などに行き、お弁当までは団体見学、その後は自由行動
③少し離れた公園まで時間をかけて歩いて行き、ミニ運動会的に遊んでお弁当、解散

園の方針で親子遠足の内容が異なるのですが、準備にかかる負担はそれほど変わりません。

一番手間がかかりにくいと思える③でも

公園の安全性、駅やバス停からの距離、周辺の環境、園から公園までのルートの安全性、管轄する自治体や管理団体への使用許可や確認などをしなければなりません。

万一の怪我や病人の発生の時に備えて現地まで車で直行する保育士の配備もします。

そのようにして園や先生方が苦労して準備する親子遠足ですがそれぞれ内容について保護者からは不満が聞かれるのも事実です。

スポンサードリンク


親子遠足への不満の実態



親子遠足では子供からの不満はあまり聞かれません。

不満は参加した親から出るものです。

一方で同じ内容でも賛否が分かれたりしています。

①の遊園地テーマパークの例

賛成意見

・自由行動なので気楽
・仲の良い子供、親同士で楽しめる
・窮屈ではない

不満

・費用が1万円近くになり、高すぎる
・現地が全て自由行動では園で行く意味が無い
・バスに弱い子供もいる

②水族館、動物園、科学館で、団体行動と自由行動

賛成意見

・学習によい
・先生が引率してくれているので楽
・体験施設が楽しい

不満

・園によっては子供と親が別のバス
・時間の割に費用が高い

③公園まで歩きそこでミニ運動会など

賛成意見

・外で子供が思いっきり楽しんだ
・先生たちが引率、運営してくれて親は楽
・乗り物利用のストレスが無い
・本当の意味での遠足

不満

・天気で中止になったとき別の日に都合がつかない
・体力のない親は疲れる
・子供の服が汚れて大変

こんな風にそれぞれ満足する人、不満を持つ人が出てきます。

どんなスタイルで親子遠足に行くにしろ、こう言った意見を受け止めなければならないので先生たちも大変ですね。

こう言った不満は、親子遠足についての親の側の考え方の違いから表れているようです。

不満が生まれるのは何故か



実は親子遠足で出てくる不満はそれぞれの親の考え方と家庭の事情などが関係しています。

いくつか例をあげると

・現地についての自由行動に賛成の人:転入してきたばかりでママ友がいない、孤立したら嫌

・現地に着いての自由行動に反対の人:周りとの関係が築けている。園で行う意義に着目している

・遊園地、施設、レジャーランドに反対する人:他にも年中、年長など兄弟がいて出費がかさむ

・バスや行動が別々なことに不満な人:子供との触れ合いの時間を大切にしている。園の意向と違う考え


など、それぞれの家庭の経済事情や考え方の違い、子供との触れあいについての考えの違いから起こっています。

園が親子遠足についての趣旨を十分に説明しきれていなかったり、親が自分たちの意見や要望を伝えきれていないことが原因のすべてなのですけれどね。

といってもコミュニケーションが十分に取れていれば不満が無くなるという訳でもありません。

実はこの3つのパターンの中でも比較的、不満が出ない親子遠足があります。

親子遠足で不満が少ない内容は?



それは、③番のピクニックスタイル+ミニ運動会、です。

親は移動に徒歩と言う事と天候の点で敬遠しがちと思うかもしれませんが、バスやその他の交通機関で子供の面倒を見たり、気を遣うよりは先生の引率がある方が精神的に楽なようです。

子供が楽しめて、親同士の交友もあり、種目に参加することで孤立もあまりないからでしょう。

内容の一例ですが、予定表はこのようになります。

◆親子遠足の予定表

9時15分から25分:保育園に集合

9時30分:保育園出発(徒歩)

9時50分頃:現地の公園に到着

10時:広場でミニ運動会開始

12時:昼食

13時:昼食終了、自由時間

14時:集合

14時10分:公園出発

14時30分:保育園到着、解散


現地で過ごす時間が少し短いと感じるかもしれませんが、早めに帰るようにします。

結構くたくたになりますよ。

ミニ運動会は、ハンカチ落とし、ミニフットサル、借り物競走などシンプルなものがお勧めです。

親子遠足は人によっては敬遠したくなることもあるようですが、子供や先生方と一緒に楽しめる数少ない機会なので出来れば参加してください。

もし前年に参加した時にあまりよくないと感じたならば幼稚園、保育園の側に内容についての提案をしてみるのも一つの方法です。

合わせて読みたい記事
保育園の親子遠足ではどんな服装が最適か?
幼稚園の親子遠足は弁当にひと工夫! 意外なポイントは?
遠足のお弁当の詰め方 くずれず、きれいに詰める秘訣!
保育園の運動会で親子競技 2歳児位までに最適種目
保育園の運動会で使えるスローガン 例文と作り方
保育園の運動会 親子競技5歳児向けと単独競技
保育園の運動会の種目 厳選ユニークなものは?

スポンサードリンク

nice!(4)  コメント(0)  トラックバック(0)  [編集]
共通テーマ:育児

nice! 4

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました
Copyright © メインデスクのよろずお役立ちれぽーと All Rights Reserved.
当サイトのテキスト・画像等すべての転載転用、商用販売を固く禁じます
クレジットカードを作成する際の本人確認

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。