犬も夏バテで下痢を起こす事をご存じでしょうか?
犬が下痢を起こす場合は病気の時もあるので素人判断は禁物ですが、夏バテによる下痢は飼い主の気遣いでほぼ100パーセント予防することが出来ます。
暑さが本格的になる季節に向けて予防策の知識をしっかりと身につけて、犬に辛い思いをさせないようにしましょう。
犬の下痢につながる原因
①エアコンの効きすぎ
②冷たい水、大量の水を飲む
③手作りで食事を与える場合の食材
④調理する時の手洗い
⑤ドッグフードの賞味期限
⑥犬が消化できない食材
犬が下痢を起こす場合はこれらが挙げられます。
特に夏バテと直接関係があるのは①と②。
そのほかの原因については飼い主側で予防できるものです。
では順番に見て行きましょう。
エアコンの効きすぎ
犬は本来、暑さは苦手な動物です。
外飼いの場合は色々と暑さ対策を講じて快適に過ごしてもらう必要がありますが、問題は室内外の場合です。
エアコンの効きすぎで体調を崩す犬もいます。
温度設定はついつい人間の感覚でしてしまいがちですが、あまり低くすると健康にも影響が出る可能性もあるのです。
犬が体調を崩さないためには冷やしすぎないことと、寒さを感じた時は犬が自分でほかの部屋に移動できるようにしておくことも大切です。
冷たい水と大量の水を飲む
冷たいものを食べ過ぎたり、水を大量に飲むと夏バテになるのは犬も人間も同じです。
水を大量に飲むと、胃液が薄まって食欲不振になるので、犬を気を付けて観察しましょう。
もともと大量に水を飲むのは水が飲めない状況にいたというのが原因ですから、いつでも水を飲めるようにしておくことが大切です。
暑い時期の長時間の散歩のときなど、水を持っていった方が良いでしょう。
こうすれば犬が散歩から帰った後に水をがぶ飲みすることも無いはずです。
冷たい水もあまり良くありませんので常温の水を用意しておきましょう。
また、飼い主がアイスクリームや冷えたスイカなどを食べている時に犬がねだることがありますね。
その時もほどほどに与えて、決して多く与えないようにします。
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手作りで餌を作る場合の注意点
ドックフードではなく、餌を手作りする方、トッピングとして生ものを添えている方もあると思いますが次の点に注意が必要です。
・冷凍食品を使う時は鮮度の良いものを使う
・解凍する時は冷蔵解凍する
・生は与えず、加熱調理したものを与える。
冷凍食品も酸化が進むので消費期限に余裕のあるものを。
開封して日が経ったものは使わないほうが賢明です。
常温では細菌が繁殖しやすいので、増殖を防ぐ意味でも冷蔵解凍しましょう。
調理する時の手洗い
人の手から細菌が感染することを防ぐために手を洗うようにします。
犬はたまに拾ったものなんかを食べても下痢にならなかったり、胃腸が強いように思えますが、人の手から移った細菌が原因で下痢になる場合もなります。
特におやつとして手で餌をあげたりする場合は面倒でも手を洗ってからにしましょう。
ドッグフードの賞味期限
ドッグフードにも当然賞味期限があります。
缶入りの場合は賞味期限は長く保存もききますが、出来るだけ早めに食べさせるようにします。
ドライフードの場合は賞味期限についてはもっと敏感になる必要があり、一カ月を過ぎると酸化しやすくなります。
ですから大量に買い込まずに一カ月で食べきる量を目安にしましょう。
小分けの袋が複数入っているものなら鮮度も保ちやすく安心です。
残ったものはフードストッカーに入れて密封して湿気が入らないようにします。
おやつもその時に食べきれる小袋のパッケージを選ぶようにします。
犬が下痢をする食材は?
犬用のおやつなら特に問題ないのですが、スナック菓子や駄菓子を食べていてねだられてつい一口あげてしまう事もあると思いますが、
犬が食べると下痢をするものがあります。
それはトウモロコシ。
食べてもそのまま出てくるか、下痢をしてしまいますのでトウモロコシ原料のお菓子は与えないようにしてください。
ひどい時は慢性胃炎や腸炎になってしまいます。
犬が夏バテで下痢にならないようにするには飼い主さんの努力が大切です。
正しい知識と気遣いで犬たちは暑い夏でも快適に過ごせるようになります。
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2015-07-02 19:25
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