犬にダニがついたとき、良くアルコールや酢で駆除できるといわれます。
でも本当にその方法は有効なのでしょうか?
そもそもダニには種類があって、ついたことがわかるのは肉眼で確認できるマダニくらいです。
犬につくダニとしても一番影響があるのがマダニ。
今回はアルコールや酢の効果も含めて犬についたダニの駆除について紹介します。
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犬につくダニとは?
犬につくダニには数種類あります。
・マダニ:体が大きく、時には犬の命を危険にさらす。
・ニキビダニ:0.2~0.3ミリほどの小さなダニ。脱毛やニキビの膿ほうのような症状が出る。
・ヒゼンダニ:とても小さいダニで、強いかゆみを伴う疥癬症を引き起こします。
・耳ダニ:激しいかゆみを伴い放っておくと慢性の外耳炎、中耳炎を引き起こす。
特に重大な影響があるマダニに食われるとどのような症状になるのでしょうか?
◆マダニによる危険な症状
・バベシア症:貧血や発熱、食欲不振、黄疸などを引き起こす。
・ライム病:発熱や痙攣、歩行異常、関節炎を引き起こす。
マダニに血を吸われることとマダニが媒介する病原体によって引き起こされる症状はかなり重いものです。
ではマダニはどこで犬に寄生するのでしょうか?
マダニが付くことは避けられない?
マダニは草むらに多く生息します。
犬は散歩の時に好んで草むらなどに入ったりしますからこの時に犬に付くのです。
散歩の時は犬を草むらに近づけないように気を付ける事と帰ったら全身をチェックを忘れずに。
最近は伸縮できるリードが主流になりつつあるので、犬の行動をコントロールできる範囲の長さにしましょう。
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マダニを酢やエタノールで取り除く
犬の体にマダニを見つけたら取り除いてあげます。
方法としては二つ
①自分で取る
②動物病院に連れて行くかです。
では、自分で取る場合はどうするのか?
酢やアルコールを使って取る事が出来ます。
先ず、酢やエタノールをしみ込ませた脱脂綿をダニに押し当てて、自然にダニが落ちるのを待ちます。
ダニの周囲を酢やエタノールで取り囲むように当てるのがポイントです。
決して無理に引き剥がそうとしない事。
マダニは皮膚にしっかりと食いついているため、無理に取ろうとすると皮膚に口の一部が残り、ここから化膿したりします。
効果的な方法ですが、ついつい力を入れてしまったりして犬の肌にかえってダメージを与える結果になりがちです。
余程慣れている人以外にはあまりお勧めできません。
動物病院で取り除く
マダニを見つけたら、動物病院に連れて行き、そこで取り除いてもらうのが確実です。
またダニを駆除する薬も処方してもらいましょう。
フロントラインプラスという薬が駆除にも効果的で予防の役割も果たします。
一部、副作用や死亡例もあるようですが、フロントラインプラスを直接舐めてしまった時に起きています。
医師の処方にしたがって使えば問題は無いでしょう。
またホームセンターなどで売られているノミやマダニ用の薬はそれほど効果が期待でいるものではありません。
フロントラインプラスが動物用医薬品であるのに対し、ホームセンターで売られている一般的なノミ、マダニ用の薬は医薬部外品です。
一般的に市販されている薬は効果に限界がありますので獣医師に処方してもらいましょう。
アルコールや酢を用いても犬からマダニを取り除くことはできます。
しかし、取り除き方や後の処理は正しい知識を身につけていないと人にも影響を及ぼしてしまいます。
マダニは犬だけなく人間にも似たような害をもたらします。
人もマダニを媒介とする感染症にかかってしまうことがあるので、安全確実な方法でを選択して駆除しましょう。
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2015-05-18 22:14
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