初節句のお祝いに欠かせないのが柏餅。
初節句には手作りで心をこめてと言う方も多いです。
また、レシピがわかっていれば保育園でも幼稚園でも楽しく作れます。
実際、5月5日には園児と一緒に手作りして楽しむケースも増えています。
今日は柏餅の作り方とその由来についてです。
柏餅を食べる由来は?
5月5日に柏餅を食べる習慣は日本独特の習慣です。
先ず柏餅を包む柏の葉っぱですが、柏は昔から神聖な気とされています。
その特徴として、古い葉は新芽が出てから落ちるので
・子供が生まれるまで親は死なない
・後継ぎが絶えない
・子孫繁栄
と解釈され、縁起のいい食べ物として端午の節句に食べられるようになりました。
5月5日の端午の節句は男の子のお祝いであると同時にその家の繁栄も意味しているのです。
柏餅の材料
ご家庭で作るならこの分量でも多いかもしれませんが、
保育園、幼稚園で作るのなら園児、先生含めて20人から30人分くらいになるでしょうか。
ここでは10個分の材料を基準に紹介します。
◆柏餅10個分の材料
①白玉粉:50グラム
②上新粉:140グラム
③砂糖:17グラム
④水:180グラム
⑤片栗粉:小さじ1杯
⑥あん:150グラム
20人分の場合は2倍に、30人分の場合は3倍にして用意してください。
ちなみにこの分量だと少し小さめの柏餅になります。
◆用意するもの
①ボウル:ステンレス製か耐熱のもの
②木ベラ:混ぜる時に使う。
③すりこぎ
④蒸し器:
⑤電子レンジ
⑥クッキングシート
これだけあればキッチンではなくても作れます。
あらかじめ準備しておくもの
柏餅本体が出来上がっても柏の葉っぱが無いと雰囲気が出ません。
これはあらかじめ摘んで下ごしらえしておくか、購入しておくかどちらかになります。
手間暇を考えると買ってしまった方が早いです。
特に保育園の行事としてやるならある程度の数を揃えないといけないですからね。
下ごしらえの仕方は以下の通りですが、参考までに。
①摘んだ柏の葉は水洗いして無視などを綺麗に洗います。
②大き目の鍋に湯を沸騰させ、柏の葉を入れて10分くらい湯がきます。
③ざるなどに空けて湯を切る。この際キッチンペパーで水分を拭き取ります。
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柏餅の作り方
本格的な作り方で固くならないように工夫したやり方もありますが、今回はその日のうちに食べる事が前提で調理法を簡略にしてあります。
では早速、
①白玉粉、上新粉、砂糖をボウルに入れます。
水を少しずつ入れながら溶かします。
②レンジで一分間加熱します。
加熱したら木ベラで混ぜます。
③良く混ぜたら再びレンジで加熱します。時間は2分30秒です。
④すりこぎで突きながら良く混ぜて、手で押しながらまとめていきます。
⑤そこに片栗粉を同量の水で溶いたものを混ぜます。
⑥耳たぶくらいの硬さになったら10等分にして丸めてかたちを整えます。
⑦あんを10等分したら先ほど作ったおもちで包み、二つ折りにして合わせ目をきっちり合わせます。
⑧蒸し器にクッキングシートを敷いて、おもちを並べて上からもクッキングシートをかぶせます。
⑨強火で5分くらい蒸します。
⑩蒸し終わったら冷まして柏の葉で包んで出来上がりです。
園児たちと調理する時は火と蒸し器を使う部分以外の部分を一緒にやってもらいましょう。
柏餅の柏の葉の通販サイト
今回は参考までに柏の葉っぱの下ごしらえを紹介しましたが、通販でも買えますのでそちらを利用する方が便利です。
楽天ショップではこのようなものも売っています。
ただ枚数が多いですね。
真空タイプの柏葉(柏の葉)の茶色 大き目タイプ
真空タイプの柏葉(柏の葉)の緑色 大きめタイプ
少ないものはこちらがありますが、品切れになりつつあります。
やはり家庭では枚数が少ないものが人気のようです。
柏葉 緑色タイプ 20枚
柏葉 茶色タイプ 20枚
普段買ってくる柏餅もみんなで作って食べれば味もまた違う筈。
保育園、幼稚園での思い出作りに、ご家庭での手作りに参考にしてみてください。
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2015-03-31 16:46
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