感染者が急増している
デング熱、
高熱を伴い風邪に似た症状が出ますが、感染者の約半数は発症しないらしい。
しかし、残りは3日から7日で38度以上の高熱と頭痛、筋肉痛、眼窩痛などインフルエンザに似た症状が出ます。
赤い発疹が出る事も多いこの病気も大抵は一週間ほどで自然回復してしまう。
しかし、
発症者の1%から5%が吐血や血尿などが出る「デング出血熱」になり、
これは
大人より子供に多く発症するようです。
媒介者はヒトスジシマカ
デング熱の原因はデングウイルスで人から人へは感染しません。
ヒト→蚊→ヒトの経路で感染します。
そしてこのウイルスの媒介者が
ヒトスジシマカと呼ばれる蚊の一種で、
海外などでデングウイルスに感染した人を刺し、ウイルスに感染した蚊がまた人を刺すことで感染が拡大するのです。
このウイルスを持つ蚊が生息するスポットとされている代々木公園でロケをした
タレントの
紗綾さんや
青木英李さんがデング熱の症状を訴えて入院するなどしたのは記憶に新しいですね。
ではこのスポットに行かなければ安全なのか?と言うと今後はそうもいっていられないようです。
ヒトスジシマカの分布は今後も広がる?
蚊の行動範囲は半径50メートルから100メートルと言われていますから、感染の封じ込めは可能なように見えますが、
実際には感染した人がどのように動いてまた別のヒトスジシマカに刺されるかによるので日本国内に広がる可能性もあるのです。
また
蚊の寿命は30日から40日程度でヒトスジシマカは10月の末ころにはしんでしまうので、流行もその年限りと言う事になります。
ただ楽観視できない予測があります。
この媒介者であるヒトスジシマカの生息域は今後拡大すると言うのが有力です。
1950年にはヒトスジシマカの分布の北限は栃木県北部でしたが2000年には秋田県、2010年には青森県の一部にまで広がっています。
予想では2100年には北海道まで広がるとされています。
原因は
温暖化。
温暖化は海面の上昇や、異常気象、生物の生態系への影響だけではなく、病原体の活動域も広げようとしています。
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デング熱に予防法はあるのか?方法は今のところ一つだけ
命にかかわるケースになる事は少ないデング熱ですが、子供は重篤な症状になる確率が上がるのも事実。
なにか予防法は無いのでしょうか?
今のところワクチンは存在せず、蚊に刺されないようにするしかないようです。
原始的な蚊取り線香から超音波の虫よけまで様々ありますが、完璧なものは無いように思えます。
一番手軽で誰もが実践できるものは肌の露出を避ける衣服、特に藪や蚊の多いところではアウトドア用品店で
モスシールドの衣類を求めると良いでしょう。
細かい風の通る総メッシュの物があると思います。
普段の服装のまま予防するなら
虫よけ剤スプレーが手軽で確実です。
発売しているメーカーも多いので肌に合うものを選びましょう。
虫よけ剤を塗るときの注意点は季節柄、日焼け止めと併用する人も多いとおもうのですが、
この時は
はじめに日焼け止めを塗ってください。
その上から虫よけ剤を塗ります。
順番を逆にすると効果が半減してしまいます。
それでも感染を完璧に防ぐ事はできません。
デング熱と疑われる症状が出たら、迷わず病院で診断を受けてください。
地域が離れているからと固定観念に縛られず、受信する事をお勧めします。
特に子供は症状が重篤化する確率が上がるので早めに医師に診せましょう。
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2014-09-03 21:45
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