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アシタカ カヤ 関係は?

スタジオジブリの大ヒット作「もののけ姫」
主人公のアシタカとカヤの関係について真実をお伝えします。
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この二人は婚約者である、と言ったら驚きますか?

アシタカカヤを助けるため、タタリ神から呪いもらい、
村を出ていく時の会話を思い出すと、兄妹と思う方が大半でしょう

カヤが自分の首飾りをアシタカに渡す場面で

「私の代わりにお供させてください」
「これは…大切な玉の小刀じゃないか」
「お守りするよう、息を吹き込めました。いつも、いつも、カヤは兄さまを思っております。」
「私もだ、いつもカヤを思おう。」

この台詞を聞けば、誰だって兄と妹と思うでしょう。
私もそう思って疑いませんでした。

しかし、事実は衝撃的です。

アシタカの住む村


監督の宮崎駿さんはアシタカを蝦夷の一族の長となるべき若者と設定している。

稲作文化の東進を根拠として成立した大和朝廷と対立する狩猟民族で、
服装、風習ともに独特の物があり、映画でもそれが反映されています。
そして、アシタカの村では年長の男子を皆「兄さま」と呼ぶんです。
この設定を知らないとこの場面を兄妹の別れと思ってしまいますよね。

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全てを語る玉の小太刀

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カヤが、アシタカに渡す首飾り、
これは黒曜石でできたナイフです。

黒曜石の原産地は北海道、中部日本、九州の姫島が主で、
蝦夷のいる東北では希少だったので、
今で言えば、ルビーやダイヤくらいの価値があったのかもしれません。

おそらくはカヤの持ち物で一番高価なもののはず。

さらに、女性がこの「玉の小太刀」を男性に贈る行為は特別な意味を持ちます

それは、結婚の際に乙女が変わらぬ心の印に異性に贈る愛の証し、なのです。
カヤはこの時、アシタカに対して求婚をし、アシタカもそれを受けたのです。

はじめに見た時は、ああ、無事を祈ってのお守りかな、
くらいにしか見えなかったのですが、

この「玉の小太刀」意味を知ると、とんでもなく重いシーンですよね。


しかもアシタカは、この小太刀をサンにあげてしまう。
プロポーズ受けた相手からの贈り物を別の女の子にあげたらダメでしょ。

宮崎駿さんの作品には釈然としない部分がたくさんあるんですけど、
これを知って、アシタカに対するイメージ変わった。

ひどい男だ

アニメに限らず、デテールを探っていくと作品の違う面が見えたりしますね。
今回はアシタカのイメージダウンに繋がる真実でした。


「アナと雪の女王」にも隠された真実がありました!

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