歩きスマホの危険性がまたクローズアップされましたね。
京都府警の呼びかけが記事になっていますけど、
改めて、
事故や性犯罪の危険性について考えてみました。
府警の発表では府内の
強姦と強制わいせつの認知件数が、
五月末時点で昨年の
同じ時期より83件増加し、
年間の犯罪件数も増えてきているとのこと。
特に
スマホや携帯音楽プレイヤーで
イヤホンを使用している女性が
性犯罪に会いやすい傾向があるそうです。
周知の方も多いでしょうがはじめに
一般の
危険性と対策、
取り組みについて振り返ります。
歩きスマホの危険
①自分が怪我をする
言うまでもなく十分に前方に注意を向けられないので、物にぶつかります。
②周囲に危険を及ぼす事故や他人に怪我を負わせる。
これは本人だけでなく、車を運転する人、同じ歩道を歩いている人、自転車の人も危険に晒します。
③人とのトラブルの原因となります。
怪我に至らなかった場合でも、思わぬ事に巻き込まれる可能性が大きいです。
対策は?
①先ず個人のマナーのレベルで改善する
公共の場、交通の激しい道路に面した所、
など多くの人が行き交う場所では立ち止まって、迷惑のかからない場所で使う。
ついつい歩きながら、を無くせば事故も減る。
②携帯キャリアの予防アプリ
・「あんしんモード」NTTドコモ
・「STOP歩きスマホ」ソフトバンク
共に歩きながらのスマホ操作を検知して警告文が表示されるシンプルな機能。
ドコモの方が警告表示が大きい。
ただ、このアプリは注意喚起が主な目的で、
所有者がその気でアプリを有効にしなければ作動しないのです。
また、
このアプリはAndroidのみ、
iPhoneアプリには今のところこの手のもののリリースはない。
スマホユーザーの6割がiPhoneという状況では普及に問題もあるでしょう。
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スマホと性犯罪
これもイヤホンで音楽を聴いている時、
画面操作に夢中になって周囲に注意散漫になっている
女性がターゲットにされることが原因。
突然の事にパニックになり、事後対応がおくれ、
被害が拡大する傾向もある。
どの様なケースがあるか
①ワンタッチ痴漢
女性の胸や尻などを触り、すぐに逃走する手口。
被害者の多くはスマホを操作したり、イヤホンで音楽を聴いており
犯人の接近に気付かなかったらしい。
②路上性犯罪
少し古いですが、平成24年に大阪府警が受理した路上性犯罪の通報約860件中、
被害女性の14%がスマートフォンを操作中、
15%がイヤホンを付けて音楽を聴いていた。
被害が
発生しやすい時間帯は
午後10時~午前2時。
暑くなり、
女性が薄着になるこの時期は特に注意が必要です。
犯人側の視点
上の大阪府警のケースのうち
被害女性の23%は途中でコンビニに立ち寄っている。
なぜかと言うと
外から様子が見やすく、女性の容姿もはっきりわかる。
よって好みの女性を見つけやすい。
買い物である程度、
生活感がわかってしまう。
帰る途中に立ち寄るコンビニはたいてい自宅から一番近いお店。
そこでの買い物から日常生活そのものが知れる場合もある。
対策は?
①まぁ、これは夜遅い時間、人通りの少ない時間帯はイヤホンを使わない。
スマホの操作はしないに越したことはないです。
これはひったくりの被害や交通事故防止にもなります。
②家の中に押入れれないための予防は
家の付近まで来たら、もう一度周囲を見回す。
家に着いたら、開錠後は素早く家に入る。
③また、生活感がわかるような洗濯物の干し方はしない
カーテンで部屋の中の様子を見せないなど。
日本も昔ほど安全では無くなっています。
便利で楽しい機能が付いたスマホですが、
あまりハマりすぎるとかえって身を危険に晒します。
人や社会にとって
プラスになるかマイナスになるかは
やはり使う人の心がけ次第でしょうね。
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2014-06-24 00:08
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